人懐っこいフェレットは、人気のエキゾチックアニマルとしてご家族に迎えておられる家庭も多いかと思います☺
そんなフェレットは、成長期には好奇心で異物を食べてしまったり、老年期には腫瘍ができやすくなったりしますが、まずはフェレットがかかりやすい病気をチェックしておきましょう!
・インスリノーマ
膵臓にできる腫瘍が原因で血糖値が下がる病気で、4歳以降の中高齢期のフェレットに見られる傾向にあります。
ぐったりしていたり、ふらつきがみられたりなど、老化かな…?と思うような症状、前足で口のあたりを引っ掻いたり、よだれを流したり、悪化すると昏睡状態や痙攣を起こることがあります。
・副腎疾患
フェレット特有といわれるほど、発生することが多い病気です。
左右1対の副腎が腫瘍化・肥大化し、脱毛や排尿障害、体臭の変化…など様々な症状が引き起こされます。
・フィラリア症
蚊に刺されて感染し、心臓に寄生することで起こります。
幼虫が体内で成長→3~4ヶ月で心臓へ移動して寄生し、心不全の原因となります。
フィラリア症はわんちゃんの病気としてよく聞きますが、フェレットにとっても危険な病気であり、わんちゃんよりも心臓が小さいフェレットは少数の寄生でも命の危険につながってしまいます。
その他にもフェレットがかかりやすい病気はありますが、予防ができたり早めの対象で元気を取り戻すこともできます✨
少しの異変が家族を守ることになりますので、些細な異変を感じたらすぐに受診をしたり定期検診などを活用してみてくださいね💝