比較的丈夫で寿命も長く、飼育方法が確率されれてきたことで15年を超えて生きる子もあるフトアゴヒゲトカゲ🦎
しかしながら、ご家族に迎えるのであれば気をつけて欲しい病気がいくつかありますのでご紹介します。
・クル病
爬虫類は血液中のカルシウム濃度が一定のため、カルシウムを吸収するためのビタミンD3が少なくなると、骨からカルシウムを補います。
これによって骨がスカスカになったり、形がおかしくなったり、骨折しやすくなります。
紫外線ライトだけでなく日向ぼっこもさせてあげましょう。
・脱皮不全
剥がれて落ちていく皮が残ってしまう病気で、酷い場合は指先や尻尾などを締め付けてしまい、その部位が壊死することもあります。
湿度が低すぎる可能性がありますので、体の色がくすんできたら霧吹きで湿らせたり温浴をしてみましょう。
・消化不良
室温が低い、急激に下がったりすると消化不良になります。
食べたものの形が残ったような糞をしている場合は消化不良なので、室温調節や温浴で代謝が上げるのを待ったり、ストレスを減らす環境をつくってあげましょう。
・腸閉塞
便秘になってお腹が膨らんできたら腸閉塞かもしれません。
いきんだり、餌をたべなくなったり、ぐったりとした様子が見られるようになります。
温浴をしたり温度や室温を上げて糞を出しやすくしてあげましょう。ただし、様子をみて糞をしないようであれば、誤食によって異物が詰まっていることも考えられますので、病院へ連れていってあげてください。
・熱中症
フトアゴヒゲトカゲは暖かい場所を好みますが、暑すぎると熱中症になります。ゲージ内の温度差がない作りになっていたり、日陰なかったりするとなりやすくなります。
日光浴の際には、日陰も作ってあげたり、長くても1時間では室内に入れてあげてください。水分補給もしてあげてくださいね。
その他にも、火傷やケガ、拒食症、肥満、クリプトポリジウム症、脱水、マウスロット、卵詰まり…などがあります。少しでも異変を感じたら病院で診てもらうことも大切です💝