暑さも和らいできて、人も動物さんもお出かけがしやすい季節になってくる秋。
地面の照り返しによる暑さもなく、わんちゃんにとっても散歩がしやすいですが、秋こそ気をつけないといけないことがあります。
①蚊の対策をする
猛暑によって蚊の活動が秋にかけて活発化していますので、夏と変わらず蚊の対策はしっかりと行いましょう。
蚊よけバリアなどを首輪・胴輪・リードに取り付けてみるのも良いかと思います。
また、「フィラリア予防」をしっかりと行って蚊を媒介にして寄生するフィラリア対策・病気予防をおこなってあげてください。
フィラリア予防についてはこちらの記事を参考にされてください。
→『🐩4月〜12月は「フィラリア予防」🐈』https://selene-petclinic.com/news/1007.html
②毛虫に注意
涼しくなってきた頃に毛虫も活発に動きはじめます。
毛虫の毒に触れてしまうと、皮膚炎になったり赤く腫れ上がってしまうので、木や草が生い茂っているところを避けて秋だけ散歩コースを変えてみるのもおすすめです。
③わんちゃんの花粉症に注意
人間も花粉症に悩まされている方が多いですが、わんちゃんも花粉症になったりします。
わんちゃんがかかる花粉症はブタクサによる症状が考えられ、人間と違って皮膚疾患としてあらわれます。
散歩後に体をかゆがっていないか、目のまわりが赤くなっていないか、お腹などを必死に舐めていないかをチェックしましょう。
花粉症対策をするのであれば、散歩中に洋服を着せたり、からだを拭いてあげたり、散歩コースを変えたりする工夫もおすすめです。
④熱中症対策を行う
夏が終わると熱中症対策を忘れがちになりますが、秋も日差しが強いときがありますので、水分補給や長時間の散歩は避けることも大切です。
お散歩中は、水分補給を兼ねて休憩時間も確保してあげてくださいね。
⑤拾い食いに気をつける
どんぐりや銀杏…秋は色々な木の実が道に落ちていますよね。
これらをわんちゃんが食べてしまうと、のどに詰まらせてしまったり、不調を起こしてしまうかもしれません。
例えば、銀杏は食べ過ぎると下痢や嘔吐、ひどい場合には痙攣などを起こすこともあります。
散歩中の道中も気にしてあげて、もし木の実が多いコースであれば秋の間はコース変更してあげるとよいでしょう。
以上の注意点に気をつけて、心地よい秋をわんちゃんたちと一緒に楽しんでみてくださいね。