こんばんは🌙
ヒョウモントカゲモドキ(ノアちゃん)の症例の紹介です。
🌟来院理由🌟
2日前に卵を1個産んでからぐったりしており、舌が真っ白で尻尾が細くなっているとのことで来院されました。
🌟診察内容🌟
腹囲膨満と可視粘膜の蒼白が顕著で、お腹を見ると通常では見られない黒色領域を認めた為、体腔内での出血を疑いレントゲンとエコー検査を実施しました。
🌟検査結果🌟
レントゲンでは卵と床材に使っていたと思われるソイルの影が認められました。
エコー検査ではレントゲンで認められた卵の他、複数の卵胞と体腔内貯留液が認められました。
🌟処置内容🌟
恐らく1個目の産卵時に卵管が傷付いて出血をしてしまったのだと考えられます。開腹し出血を止めるのが先決ですが、貧血が酷く、手術のリスクを飼い主さんと相談した結果、開腹手術は望まれず、かなり厳しい状態ですが止血剤の投与で経過を見ることになりました。
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